神経系①(神経の構造)

こんにちは!

今回から”神経の解剖学・生理学”についての記事を投稿していきます!

神経の解剖学・生理学は多くの学生が【難しい】【勉強したくない】と言われる領域です…。しかし、国家試験でも臨床の現場で重要となります!

ここでは少しでもわかりやすく説明していきたいと思います!

第1回は神経の構造を説明していきます!今後は中枢神経(大脳・間脳・脳幹・脊髄)から末梢神経(脳神経・脊髄神経)にかけて説明していきたいと思います。筋の起始停止と同様にスライドの貼り付けと、動画で解説しております。理解しやすいほうで学んでみてください。また、範囲の4択問題を作成してますので、必ず解いてみましょう!

では、解説していきます!

目次

スライドによる解説

①神経の構造

神経系は大きく中枢神経末梢神経に分けられます!

〇中枢神経は脳・脊髄に分けられ、身体の中心部に存在します!図のオレンジの部分です。

〇末梢神経は脳神経・脊髄神経に分けられ、脳神経は脳から、脊髄神経は脊髄から身体全体に伸びていきます!

中枢神経と末梢神経は木の幹(中枢神経)と枝(末梢神経)の関係と似ていますね!神経系はカラダ全体に張り巡らせることで、筋肉を動かすことで運動をしたり、周りの環境を感知したりする役割を持っています!

脊髄神経は運動神経・感覚神経・自律神経に分けられます。

・運動神経➜筋肉を支配し、関節の運動を行う神経

・感覚神経➜痛み、温度覚、触覚を感知する神経

・自律神経➜血管や内臓に分布し、分泌液を出したり、運動を行う神経

〇神経細胞の構造

ここでは神経細胞の構造について説明します!中枢神経も末梢神経も神経細胞により構成されています。神経細胞は細胞体と軸索により構成されます。細胞体には核、ミトコンドリア、リボソームといった細胞内小器官が存在します。他の細胞の大きく違う点として、樹状突起あります。樹状突起は他の神経からの連絡を受け取ります。軸索は樹状突起で受け取った連絡を他の神経に伝える役割を持ちます。

〇支持細胞

神経は神経細胞と支持細胞に分けられます!支持細胞は神経細胞の周囲で神経細胞のサポートをします。中枢神経では神経膠細胞(グリア細胞)、末梢神経ではシュワン細胞(又は外套細胞)と呼ばれます。

〇神経の種類

神経線維の種類を示しています。神経線維は文字式と数字式で分類されるています。この表はかなり重要となりますのでしっかり覚えましょう!!

動画による解説

スライドを動画にして解説しております!

全画面表示には【Vimeo】をタップ!

確認問題(4択問題)

神経の構造を学んだら必ず確認問題で理解度をチェックしてみよう!!⇩のボタンをクリック!!

以上になります。ありがとうございました!

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