問1.アキレス腱断裂の固定で正しいのはどれか。(第29回)
- 足MP関節手前まで固定する。
- 膝関節は軽度屈曲位にする。
- 足関節は軽度背屈位にする。
- 固定期間は2週とする。
解答&解説
正解は1番の”足MP関節手前まで固定する”です。実技編P390
アキレス腱断裂の固定範囲は大腿中央部から足MP関節手前までです。
2、3.固定肢位は膝関節屈曲(90°に近い)、足関節自然下垂位
4.固定期間は4~6週を目安とする
問2.アキレス腱断裂に対する固定で圧迫による皮膚障害が生じやすい部位はどれか。(第30回)
- 下腿中央
- 断裂部
- 踵部
- 足弓部
解答&解説
正解は3番の”踵部”です。
アキレス腱断裂の固定時には腓骨頭部や踵部に褥瘡を発生させる可能性があるので、注意が必要である。実技編P392
問3.アキレス腱断裂で施術の適応を決める際、特に慎重に判断を要するのはどれか。(第31回)
- 重労働者
- 部分断裂
- 医科受診前提の処置
- インフォームドコンセントのうえでの施術希望
解答&解説
正解は1番の”重労働者”になります。
アキレス腱断裂時の施術の適応を決める際に慎重な判断を要するものに以下のものがあります。実技編P386
- 患者がスポーツ選手などで完全な筋力、関節可動域の回復を希望するもの
- 断端の理解が大きく固定のみでは断端の接近が図れないもの
- 高齢者など広範囲で長期間の固定に耐えられないもの
- 患者が早期の機能回復と社会活動やスポーツ活動への復帰を希望するもの
- その他
問4.アキレス腱断裂の保存療法時の患者への説明で正しいのはどれか。(第32回)
- 固定期間は12週です。
- 就寝時は固定を外してもかまいません。
- 固定期間中は足趾を動かさないでくだいさい。
- 足関節の固定肢位は徐々に背屈させていきます。
解答&解説
正解は4番の”足関節の固定肢位は徐々に背屈させていきます”です。
アキレス腱断裂の固定肢位は膝関節屈曲位、足関節自然下垂位(底屈)です。
足関節の固定は時間経過とともに徐々に屈曲角度を減少させます。実技編P395

コメント